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「MangaWith」を GCP で初構築。新たなインフラナレッジは未来への大きな投資。

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「MangaWith」を GCP で初構築。新たなインフラナレッジは未来への大きな投資。

株式会社GameWith
社長室 村田 朋良氏
サービス開発部 野口 広矢氏
サービス開発部 田口 航氏

株式会社GameWith様は、国内最大級のゲームアプリ情報・攻略サイト『GameWith』を運営しています。2017年には東証マザースに上場。今、もっとも成長が著しい企業のひとつとして注目されています。今後は、培ってきたメディア事業のノウハウを国内だけに留まらず、英語圏や台湾などを中心とし、海外展開を進めています。。さらにブロックチェーン技術を活用したブロックチェーンゲームの開発や、eスポーツ(エレクトロニック・スポーツ)チームの参入など、市場の変化に対応し、ゲーム業界を牽引できる存在になるべく様々な挑戦をしています。
また、2018年12月にはスマートフォン向けのWEBマンガサービス『MangaWith(マンガウィズ)』をリリース。大手出版社などとタッグを組み、15万点以上の電子コミックを提供しています。この、『MangaWith』を支えているのが GCP( Google Cloud Platform )です。
立ち上げに関わった社長室 MangaWith事業責任者の村田朋良氏と、サービス開発部 野口広矢氏、田口航氏に GCP 導入の経緯や利点、クラウドエースとの取り組みなどに関してお話を伺いました。

Google Cloud 公式事例「コンテナ化やマルチクラウドを視野に GKE を採用 リリースまで約 6 か月という短期間で「MangaWith」を構築」  はこちら

 

GCP 導入までの経緯

野口:自社のコンテンツで2つのメディアがありますが、『GameWith』と『MangaWith』の2つのwebメディアを展開していますが、『GameWith』では AWS(Amazon Web Services)を、『MangaWith』では GCP を活用しています。
新たに GCP を導入するに至った経緯として、今まで『GameWith』で使用していたAWSのナレッジは十分社内に蓄積されていたため、2018年の新サービスを立ち上げるタイミングで GCP を活用することにしました。GCP を活用することで、AWS に加えて GCP のナレッジも蓄えることが可能になると考えたからです。そのため、比較検討はせず「 GCP ありき」でスタートしました。

田口:今後、弊社がさまざまなサービスを展開していく場合、そのサービスに適したコンピューティングサービスを選ぶ必要があります。「AWSのナレッジしかないから、総てAWSで」となってしまうのは会社としてあまりよくありません。選択肢として GCP も考慮できるようにするため、今回チャレンジした、というのが意図です。

村田:今、弊社が提供しているサービスに新しい機能を加えようと準備しています。『MangaWith』はその試金石。それでも弊社にとって選択肢の幅が広がることはリスクヘッジになります。

「MangaWith」の GCP システム構成について

野口:『MangaWith』は2018年12月にローンチしました。開発に取り組んだのは同年6月からです。開発期間が半年しかなかったため、スケジュール面では不安がありましたが、今まで活用していた AWS であればこれまでの経験則で「これくらいで終わるだろう」という目安を立てることは容易です。しかし、実績のない GCP では予測が難しく、最初は戸惑いました。

村田:開発はエンジニアが2.5人月。そして、事業企画サイドとして私ともうひとり。計4.5人体制で取組みました。

野口:アーキテクチャーは GCP に決まっていましたが、悩んだのは、GAE( Google App Engine )と GKE( Google Kubernetes Engine )のどちらを採用するか?でした。マンガサービスの特徴として、夜間や朝の出勤時間にアクセスのピークが来るということから、集中時のスケーリングの速さを考え、GKE を選択しました。
また、マンガを暗号化する必要があるため、外部連携が非常に多く、外部から暗号のソースコードを収集する環境を用意しなければなりません。『MangaWith』の環境と外部からの受取の環境、これを疎結合化できるのも GKE の強みでした。

村田:出版社だけでなく、仲介の会社などと連携して暗号化したデータを取る必要があり、さらには、マンガの配信時にも暗号化のソリューションを提供している会社との連携が必要と、さまざまな連携が発生します。当初はそこまで考えていなかったのですが、それが実現できる GKE を採用したことは、結果として非常にメリットが大きかったですね。

野口:今後も似たようなケースが増える可能性が高いため、その点は良かったですが、実際に実現させるのは地味に大変でした(笑)。参考になる資料が少なったため、GitHubからソースを探し出し、当てはまりそうなものを片っ端に調べて構築しました。
また、サービスの性質上、固定IPが必要な部分が多いので、スケールを意識しながら構築することも苦労しました。GKE で固定IPが必要なもの、そうでないものの2つに分け、固定IPが必要な部分はスケールする範囲がある程度決められているため、そこに異常が発生してもサービスは停止しないように作っています。そうでない部分に関しては上限はありますが比較的スケールしやすいようにしています。

田口:カバー画像やマンガの画像データなどは GCS(Cloud Storage)というクラウドソリューションサービスを利用しています。また、Cloud Memorystore、BigQuery、CloudBuild など、10個ほどの GCP 製品のサービスを活用しています。

GCPを導入した効果

野口:『MangaWith』をリリースした当初、プレスリリースやユーチューバーによる拡散の影響によって一気にスパイクしました。それでもスケールし、安定稼働したのが非常に良かったです。
また、先ほど言った通り、とにかく外部連携が多いので、それを疎結合化しながら開発できるのは大きなメリットでした。GCP のサービスは基本的にAPIでアクセスが行えるため、すぐにコード化しやすい点も良かったところです。

田口:いくつかのテスト環境を用意しましたが、今まではそれらの環境に自由にソースコードをビルドすることはできませんでした。

野口:その開発環境ですぐに好きなブランチをデプロイできる。そうした機能がAPIやSDKで提供されているので、リソースを操作しやすいことも大きなメリットでした。

村田:2人が懸念していた通り、はじめて GCP を扱うため、ノウハウ的な部分で開発スケジュールや開発工数を把握しできないといった戸惑いはあったようですが、今後、ノウハウが溜まって行けば、スピーディーに進行できるようになると思っています。その意味では当初の狙い通り新しいナレッジを社内で蓄積し、新しいプロダクトの検討材料にするという流れがしっかりとできていると思うので、良いチャレンジになっています。

クラウドエースによるスピーディーな GCP 構築支援

野口:クラウドエースを選んだのは、レスポンスが早いということを知り合いのインフラエンジニアから聞いていたからです。導入時、クラウドエースともう1社で検討したのですが、連絡を取るとクラウドエースが圧倒的な早さでレスポンスが帰ってきました。我々には開発スケジュールに余裕がなかったので、レスポンスの早さは非常に重要なファクターでした。また、開発においてもチャットルームを開設してくれて、質問に対するレスポンスも数時間、数分単位と非常にスピーディーかつ丁寧に回答していただけたところに信頼感と技術力を感じました。

今回、クラウドエースのサーバーサイドエンジニアとフロントエンドエンジニア、インフラエンジニアの方々にサポートしていただきました。とにかく開発期間がタイトだったので、開発支援ではAIの部分でのサポート、ステージングと本番環境の構築、また、実装するマンガサービスのセキュリティ面に対しても支援をお願いしました。特にステージングの環境構築はとても心強かったです。あと、私の方で開発していたKubernetes(クバネティス)も支援していただきました。
実際の環境開発支援はもちろん、GCP を使う上での細かい相談にも対応していただけたのでとても助かりました。マニフェストファイルではよくわからない症状、例えば「デプロイするとその瞬間、一瞬だけエラーページになってしまうのだけど、どう対処すればいいのでしょう」という細かい相談にも迅速にスケールの上限値を上げてくれました。とにかく感謝のひと言です。

Google Cloud Platform の今後の活用について

野口:これからは、CDの部分を改善して行きたいと思っています。自動化まではやれているのですが、サービスをより安定して反映できるように Spinnaker を入れてみたいです。あと、GCP Cloud NAT が『MangaWith』をリリースする少し前にリリースされたため、今回は活用できなかったので、今後は使ってみたいと思っています。
現在、活用できているのは基本的な部分だけなので全機能の50%くらいです。今後は、もっといろいろと試してみたいと思っています。

田口:私は、『MangaWith』の開発をより便利にするような firebaseを作っているのですが、IPアドレス制限は少しトリッキーなことをしないとできないようだったので、そこに取り組みたいと考えています。

村田:『MangaWith』は、ゲームユーザーがたくさん集まる『GameWith』のアセットを活かし、新しいIPを生みだすために誕生しました。ゲームとマンガは親和性も高いですし、マンガをゲーム化するようなコラボもあります。現在、マンガは大手出版社さんなどと提携して約15万冊分を配信しています。また、ゲーム会社さんとの共同プロモーションも強めて行こうと考えています。まだまだリリースしたばかりのサービスなので課題も多いですが、ここから頑張って行きたいと思っています。

会社名 株式会社Gamewith
サービス名 Mangawith
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