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吉積情報株式会社が日本初の AppSheet 代理店に!

 

 

こんにちは、クラウドエース編集部です。

AppSheet という Google が提供するサービスをご存知でしょうか。 AppSheet とは簡単に説明すると、「プログラミングコードを書かなくてもアプリケーションを開発することができるプラットフォーム」のことです。ノーコード自体が現在非常に注目されている事情もありますが、 Google が提供しているということで AppSheet の注目度は日に日に高まっています。

そんな AppSheet ですが、弊社グループ会社の吉積情報株式会社が日本初の AppSheet 代理店になることがわかりました。

というわけで、今回のコラムでは吉積情報株式会社が AppSheet の代理店になった理由、そして AppSheet の何がすごいのかを AppSheet エバンジェリストである伊藤勇斗さんにインタビューしてみようと思います!

AppSheet はこれから数年後の未来になりえるプラットフォーム

AppSheet エバンジェリスト伊藤勇斗氏

Q1. 自己紹介をお願いします。あと、普段はどのような業務に携わっていますか?

吉積情報株式会社に所属する伊藤勇斗です。Google Cloud Platform 上でのシステム開発や GAS( Google Apps Script ) を利用した社内の業務改善、 AppSheet のエバンジェリストとしても活動しています。

Q2. AppSheet とはどんなサービスですか?

AppSheet はプログラミングコードを書かなくてもアプリケーションを開発することができるノーコード開発プラットフォームです。一つのソースコードから複数の端末(PC・タブレット・スマホ)に最適化されたアプリケーションを開発することができます。豊富なテンプレートから独自のアプリケーションを開発したり、既存のデータソース(Excel、 Google スプレッドシート)からアプリケーションを構築したりすることができます。
クラウドエースのコラムでも以前 AppSheet に関する記事を寄稿させていただきましたので、そちらをご参考いただくのが良いかもしれません。

AppSheet とは? 料金やApp Makerとの違いについて解説
https://cloud-ace.jp/column/detail31/

Q3. 吉積情報が AppSheet の代理店になった理由は何でしょうか。

吉積情報は、Google Cloud™ のプレミアパートナーとして、Google が提供するグループウェアである Google Workspace の導入支援や自社サービスを通じてお客様の働き方改革を支援してきました。それと同時に AppSheet にはいち早く注目し、発表直後から Google と AppSheet の販売について議論を続けてきましたので、ついに念願が叶ったという思いです。
AppSheet に注目していた理由としては、私自身がエンジニアであることが大きいかもしれません。技術の進歩は非常に早く、AIやクラウド等、十数年前には考えられなかったものが、現在は日常になっています。 AppSheet を初めて触った時、 Android アプリケーションを初めて開発したとき以来、久しぶりに興奮しました。プログラミングができなくてもアイディア一つで自動化されたアプリケーションを開発できるのは非常に魅力的です。 AppSheet は数年後の未来になりえるプラットフォームになると確信しています。

Q4. 吉積情報が提供するサービスとは具体的にどのような内容でしょうか。

吉積情報では、Businessプラン、及びEnterpriseプランの Appsheet ライセンス販売を日本で初めて取り扱い開始しました。今後導入を検討されている企業様に向けたトレーニングやワークショップも個別に開催しております。 AppSheet ブースターというサービスをご利用いただければ、ゼロから AppSheet を学習することができ、最終的にはアプリケーションが構築できるところまで知識を得ることができます。

App Maker は面白いサービスではあったが…

Q5. そういえば、以前 App Maker のエバンジェリストを名乗っていたような…

はい。サービス終了が決定した時は非常に愕然としました(笑)
ご存知でない方のために説明をすると、 App Maker は2018年から2021年1月まで Google が Google Workspace (旧 G Suite )のユーザー向けに提供していたローコード開発プラットフォームです。App Maker も非常に面白いサービスではありましたが、多少のプログラミングスキルが要求されました。それが利用者が増えなかった理由かもしれません。 あとは、当時の G Suite Business 以上の契約でないと、App Maker を利用できなかったのも敷居を高くしてしまった要因かもしれません。
2020年にノーコードプラットフォームである AppSheet を Google が買収し、App Maker エバンジェリストの肩書きは闇に消えて行きました。

Q6. ローコードとノーコードの違いは大きいのでしょうか?

App Maker でアプリケーションを構築する場合 GASのスキルが要求されますが、 AppSheet ではプログラミングのスキルは要求されません。この差は非常に大きいと思います。もちろん、 AppSheet 自体の機能に慣れる学習コストは発生しますが、プログラミングを学習するコストに比べれば、大したことはありません。ローコードとノーコードの間には大きな壁があると思います。

AppSheet は魔法の杖ではない

Q7. ここまでの話を聞いて AppSheet がとんでもないプラットフォームであると思えてきました

いえ、 AppSheet は魔法の杖ではありません。全ての要件を満たせるような柔軟性はなく、あくまで AppSheet の機能内で構築できる範囲に限ります。ただ、皆さまが想像する以上にテンプレートは豊富だと思いますので、お客様の要件を満たすことができるケースは多いと思います。

Q8. AppSheet はどのような要件に向いていますか?

AppSheet の公式トップページを見ると、「Create apps to transform your workplace.」と記載されています。つまり、「職場を変革するアプリを作成しよう」です。どんな企業でも人が集まって仕事をする限りワークフローは必ず存在します。 AppSheet はそのようなワークフローに潜む無駄を解決することができます。Google Cloud に限らずAWS、Salesforce等の 外部サービスとシームレスに連携できますので、幅広い要件に対応できると思います。

AppSheet における吉積情報の強みは何でしょう

Q9. AppSheet における吉積情報の強みは何でしょう

導入、サポートからトレーニングまでトータルでサービスを提供できるところです。また、吉積情報が得意とする Google Workspace との連携や、Google App Engine を中心とした Google Cloud Platform を活用した開発を視野に入れた形でのご提案ができる点も強みとして考えております。Google Cloud Platform に関しては、グループ企業であるクラウドエースとの協業により、AppSheet のみの活用には留まらない広い範囲での活用シーンを創造できるものと思います。

Q10. AppSheet に関するサービスの概要をもっと知りたい場合はどうしたら良いでしょうか。

はい、この度、吉積情報は AppSheet の正規代理店として、活動できることになりましたので、AppSheet のご活用をお考えの場合は、ぜひご相談いただければと思っております。また、ライセンスに限らず、AppSheet の使い方などに関するサポートも、同様にご提供可能となっています。

AppSheetのサポートの詳細についてはこちらの資料をお読みください

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