こんにちは、クラウドエース編集部です。

新型コロナウイルスに対する政府の緊急事態宣言の影響で、オンライン会議の需要が急激に高まっています。顧客との会議や社内ミーティング、ついには飲み会までもオンライン会議が利用され、今やオンライン会議サービスは一つのインフラになりつつあります。

クラウドエース・吉積情報株式会社でも Google が提供するオンライン会議サービス「 Google Meet 」の問い合わせが増えており、今後もこのブームは続きそうです。

そんな中、よく聞かれるのが「 Google Meet と Zoom の違い」についてです。日本では Zoom が圧倒的に普及していると思いますが、Zoom と比較して Google Meet は何が優れているのでしょうか。

今回のコラムでは、Google Meet と Zoom の徹底比較を行います。

Google Meet が2020年5月から無料で利用可能に!

先日、 Google は Google Meet を全ての Google ユーザに解放することを発表しました。これにより、Google アカウントを保持しているユーザであれば、誰でも Google Meet を利用できるようになります。2020年5月初旬から段階的に無料アカウントに解放されるとのことなので、利用開始の通知を受信したい場合はコチラでアカウントの登録を行なってください。

Google Meet と Zoom の機能比較

Google Meet と Zoom にはどのような違いがあるのでしょうか。両サービスの違いを比較表としてまとめてみました。

機能 Google Meet Zoom
アカウント 主催者 Google アカウント必須 Zoom アカウント必須
参加者 Google アカウント、もしくはなくてもOK
※アカウントがない場合は主催者の承認が必要
アカウント不要
料金 Googleアカウント:無料
Basic:¥680/月/ユーザ
Business:¥1360/月/ユーザ
Enterprise:¥3000/月/ユーザ
教育機関向け:無料/月/ユーザ
Basic:無料
Pro:2000円/月/(1〜9ホスト)
Business:2700円/月/(10〜99ホスト)
Enterprise:2700円/月/ホスト(100ホスト以上)
教育機関向け:$150/月/ホスト(20ホスト以上)
1会議あたりの最大参加数 Googleアカウント:100人
Basic:100人(※1)
Business:150人(※1)
Enterprise:250人
教育機関向け:100人(※1)
Basic:100人
Pro:100人
Business:300人
Enterprise:500人
※有料プランは追加料金で参加者を増やすことが可能
1会議あたりの最大接続時間 無料版:60分
Basic:無制限(※7)
Business:無制限(※7)
Enterprise:無制限(※7)
教育機関向け:無制限(※7)
Basic(無料版):40分
Pro:24時間
Business:無制限
Enterprise:無制限
セキュリティ 参加者の限定
※主催者によるカレンダーからの招待で個人、もしくは組織で参加者を絞ることが可能

※会議へのパスワード設定、もしくは事前に参加者登録をしてもらうことで限定可能
参加者の強制退出
※主催者が操作可能

※主催者が操作可能
SSO(シングルサインオン)機能 無料版:なし
Basic:あり
Business:あり
Enterprise:あり
教育機関向け:あり
Basic(無料版):なし
Pro:なし
Business:あり
Enterprise:あり
会議URLの漏洩対策
※参加者の承認がなければ会議に参加不可
×
※設定に不備があると不正侵入の危険性あり
機能 ビデオ録画
※ G Suite Enterprise / Educationで利用可能
録画データ
保存先
クラウド
(Google ドライブ)
※Basicは30GB/ユーザ迄、Business/Enterprise/Educationは容量無制限
ローカルまたはクラウド
※Basic(無料版)はローカル保存のみ
※Pro/Businessは1GB/ユーザ迄、Enterpriseは容量無制限
テキストチャット
画面共有
※全てブラウザにて共有が可能

※ブラウザでは一部制限あり。
全ての機能を使う場合はアプリを利用する必要がある。
バーチャル背景(※2) ×
Google カレンダー連携
※Goolge カレンダーやOutlookと連携する場合はプラグインが必要
スポットライト(※3)
リモートコントロール(※4) ×
※ 代替としてChrome リモートデスクトップとの併用で対応可能
タイル表示(※5)
※16名まで1画面で表示可能

※49名まで1画面で表示可能
自動文字起こし
※英語のみ対応
×
ノイズキャンセル(※6) ×
※今後実装予定
専用アプリ PC ×
※Meet専用URL
https://meet.google.com/にて管理

※全ての機能を利用するにはZoomデスクトップクライアントのインストールが必須
スマホ
タブレット

※1 2020/09/30迄は最大250人で利用が可能です。
※2 参加者のビデオ背景をカスタマイズする機能で、独自画像を設定することも可能です。
※3 特定の参加者のビデオにスポットライトを当てるための機能です。
※4 参加者の画面をリモート操作するための機能です。
※5 会議の参加者を1画面にタイル表示する機能です。
※6 周囲の雑音を消す機能です。
※7 非公開情報です。

機能面、手軽さは Zoom が優位!

Zoom の魅力は豊富な機能と初心者でも簡単に会議に参加ができる点です。バーチャル背景や画面のリモート操作、参加者のタイル表示等、急にリモートワークを始めることになったユーザにとって便利な機能を多く備えています。

スポットライト、タイル表示機能は Google Meet にはない Zoom の特徴の一つでしたが、先日 Google もこれらの機能をサポートしたため、機能面については今後 Google が盛り返してくる可能性があります。

Google Meet の強みはセキュリティとアカウント管理の簡易さ!

先日、香川大学で Zoom を利用したガイダンスを行なっている最中に、何者かが会議に不正侵入し、無関係な画像がガイダンス中に流れてしまうという事案が発生しました。Zoom は操作に不慣れなユーザーでも手軽に会議に参加できることが魅力ですが、この簡易性がセキュリティの低下を招いてしまっている側面があります。(もちろん、今後 Zoom はこの課題に対応を行うことが予想されます)。

特にデスクトップクライアントでのセキュリティ対策は、ブラウザと違い各ユーザーによる対策が必要になります。利用者は常にセキュリティ脆弱性に気を配り、端末ごとに最新版のアプリをインストールする作業コストが発生します。Google Meet は全てブラウザでの管理となるため、ユーザーは意識することなく最新版が利用でき、セキュアな環境で安心して会議に参加できます。

教育機関向けには  Google Meet もサービスとして含まれる G Suite for Education が無償で提供されています。これを利用すれば、参加者を大学の生徒をはじめとした関係者のみに限定することができます。

Google アカウントの利用で組織やユーザ単位で参加者を制限することができるため、関係者以外が会議に侵入する危険性は極めて低いと言えます。

Google は何十億ものユーザにサービスを提供する企業であるため、セキュリティに対する意識が高く、数百人によるセキュリティチームが常時対応しています。その強力なセキュリティ対策が Google Meetにも反映されています。

Google Meet のセキュリティについて詳しく知りたい方はコチラの記事もご参考ください。

Meet のアップデートの柔軟性と速度がすごい!

昨今のビデオ会議の需要の高まりを受け、Google が Meet のアップデートを急速に進めています。最近ではスポットライト、タイル表示機能もサポートし、今後さらにアップデートが進んでいくと思われます。現在、Zoomとは大きな機能差がありますが、今後どんどん差は縮まっていくのではないでしょうか。

Google Meet 以外にも様々なサービスが利用可能!G Suite でテレワークをより快適に!

Google Meet が無料で利用できるようになったため、今後さらに Google Meet が日本だけでなく世界中で普及していくことになると思います。しかしながら、チームでテレワークを遂行していく場合、ビデオ会議以外にもスケジュール管理やファイルストレージ、資料作成、共同作業等、様々な機能が必要になります。

Google はそういったテレワークを行う上で必要な機能をパッケージングした G Suite を企業・教育機関向けに提供しています。「G Suite 」と「テレワーク」について詳しく知りたい方は以下の記事もご参考ください。

クラウドエース・吉積情報株式会社はテレワークの導入を支援しています!

クラウドエース・吉積情報株式会社では、全社的にテレワークを導入し日々の業務を行っています。実際に Google クラウドをフル活用してテレワークの運用を行っているからこそ、テレワーク導入をご検討している企業様に対して G Suite を含めた Google クラウドでサポートしたいと考えております。 Google クラウド( G Suite を含む )によるテレワークにご興味がある場合、下記バナーで紹介しているe-Bookで詳しく解説しておりますので、是非そちらもご活用いただければ幸いです。

「Google Cloud™️ で簡単に今すぐできる働き方改革!〜テレワーク編〜」

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