こんにちは、クラウドエース編集部です。

先日、Google がグループウェア「 G Suite 」の新エディション「 G Suite Essentials 」を発表しました。 おそらく、ニュース記事でなんとなく聞いたことがあっても、詳細については知らない方が多いのではないでしょうか。

G Suite Essentials はどのようなケースでの利用に適していて、これまでのエディションと何が違うのでしょうか。

今回のコラムでは、Google が公式に公開している情報を元に「 G Suite Essentials 」の概要から申し込み方法までをわかりやすく解説します。

本記事のターゲット

本記事は以下に該当する方をターゲットにしています。

  • G Suite Essentials の詳細を知りたい人
  • G Suite Essentials と他のエディションの違いを知りたい人

G Suite は Google 各種サービスをビジネス向けにパッケージングしたグループウェア

G Suite は Meet や ドライブ 等の Google サービスをビジネス向けにパッケージングしたグループウェアです。本記事は G Suite Essentials に内容を絞っているため、 G Suite 自体の詳細については触れません。 G Suite の詳細を知りたい方は、以下の記事をご参照ください。

G Suite Essentials はコラボレーション業務に特化したエディション

「 G Suite Essentials 」で利用可能な機能は以下の通りです。「 Essentials 」は、 Gmail や Google カレンダーをサポートしていません。あくまで、コラボレーション業務に特化したエディションと言えます。

機能名 概要
Google ドライブ オンラインストレージです。写真や動画を始め、あらゆるファイルを保存でき、場所や端末を問わずアクセスが可能です。共有ドライブも利用することが可能です。
Google Meet ビデオ会議ツールです。セキュアな環境で安全かつ簡単にビデオ会議を利用できます。
Google ドキュメント 文書作成ツール。ブラウザから全ての機能を利用でき、Micorosoft Wordのファイルとも高い互換性があります。
Google スプレッドシート 表計算ツール。ブラウザから全ての機能を利用でき、Micorosoft Wordのファイルとも高い互換性があります。
Google スライド プレゼンテーション資料の作成ツールです。
Google フォーム フォーム作成ツールです。操作も簡単で、簡易なアンケートフォームなどは10分程度で作成できます。
Google サイト Webサイト作成ツール。直感的な操作で簡単にサイトを作成できます。
Google Keep メモアプリです。簡単なメモを作成でき、備忘として利用したり、他のユーザとの共有が可能です。

G Suite Essentials には2つのエディションが存在する

G Suite Essentials はさらに2つのエディションに分類されます。

  • G Suite Essentials
  • G Suite Enterprise Essentials

この2つのエディションの違いは何かというと、 Enterprise Essentials の方がより高度な機能を搭載している点です。例えば、 両エディション共に Google Meet が利用できますが、 Enterprise Essentials の方は録画機能やライブストリーミングも利用することができます。

2つのエディションの機能差は以下の通りです。

Essentials Enterprise
Essentials
Google Meet 参加人数 最大150人 最大250人
Outlookカレンダーから
会議をスケジュールして参加
会議録画 ×
ライブストリーミング ×
Google ドライブ 保存容量 100GB/ユーザ 1TB/ユーザ
共有ドライブ
ファイルストリーム
管理者向け機能 データ損失防止(DLP) ※1 ×
Google Vault ※2 ×
セキュリティ センター ※3 ×
堅牢な監査ログ ※4

※1 ファイルの機密コンテンツをスキャンして、組織外のユーザーに機密コンテンツが共有されないようにします。
※2 ドライブ ファイルの保持、記録保持(リティゲーション ホールド)、検索、書き出しを行うことができます。アーカイブ、電子情報開示、コンプライアンスに対応しています。
※3 高度なセキュリティ情報と分析にアクセスし、ドメインに影響を与えるセキュリティ問題を可視化、管理できます。
※4 ユーザーがドライブのコンテンツに行った操作(表示、作成、プレビュー、印刷、更新、削除、ダウンロード、共有)をすべて監視できます。

G Suite Essentials と既存の G Suite の利用ターゲットはそれぞれ異なる

G Suite Essentials は既存の G Suite エディション(Basic/Business/Enterprise)に並ぶエディションというよりも、これまでの G Suite とも違う「 G Suite 」と捉えた方が良いかもしれません。

そう考えると、以下表のように整理した方がわかりやすいかもしれません。「 G Suite 」は企業や教育機関等の組織向け、「 G Suite Essentials 」はより小さなグループ(チーム)向けのサービスという区別です。

種別 エディション ターゲット
G Suite Basic 企業向けグループウェア
Business
Enterprise
Education 教育機関向けグループウェア
G Suite Essentitals Essentitals チーム作業向けツール群
Enterprise Essentitals

Google Drive Enterprise は、Meet の機能を追加して G Suite Essentials に統合へ

前章で説明した通り、既存の G Suite と今回紹介する G Suite Essentitals では利用者のターゲットが異なります。そう考えると、既存の G Suite エディションよりも「 Google Drive Enterprise 」に近いサービスであると言えるかもしれません・・・と考えて「 Google Drive Enterprise 」を Google で検索して接続してみると、衝撃的な事実がわかりました。

なんと、Google Drive Enterprise の公式ページが G Suite Essentials の公式ページにリダイレクトされていました。

これまで企業向け Google Drive として展開されていた「 Drive Enterprise 」は Meet 機能を追加して「 G Suite Essentials 」に生まれ変わったようです。

Essentitals の価格は?(2020/05/14現在)

Google 公式ページ(英語ページのみ)を見ると、「 Essentials 」は「$10」、「 Enterprise Essentials 」は「 Contact Sales 」と記載されています。ただし、料金体系については今後も変わる可能性があるため注意が必要です。

Essentitals Enterprise Essentials
価格 $10/アクティブユーザ/月
(2020/09/30迄は無料)
問い合わせ

G Suite Essentials は2020年9月30日迄無料で利用可能!

Google は利用者がツールに慣れることができるように 2020年9月30日まで G Suite Essentials を無料で提供すると発表しました。このため、利用者は無料で G Suite の機能を体験できます。

G Suite Essentials の申し込み方法

ビジネス用に使用しているメールアドレスとクレジットカードがあれば、コチラからすぐにお申込みが可能です。また、弊社グループ会社の吉積情報株式会社の申し込みフォームからも問い合わせが可能です。

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