Google Cloud Platform を学習するためのトレーニング手段は大きく分けて3つ存在します。自己学習としてセルフトレーニングが2つ、すなわちCoursera と呼ばれるオンライントレーニング、そしてハンズオンを中心とした Qwiklabです。さらにフェイス・トゥ・フェイスの講義形式で受講できるクラスルームトレーニングがあります。それぞれ、どのようが違いがあるのか、特徴をまとめてみました。
オンライントレーニング (Coursera) |
自分のペースで進められます。スキマ時間を使って学習したい方向き。ただし、完遂できないことが多いので、セルフコントロールができる方にオススメ。料金も安い。 https://www.coursera.org/courses?query=gcp |
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ハンズオントレーニング (Qwiklab) |
オンラインで実践経験(ハンズオンラボ)ができる。 コマンドラインや設計などの習得にオススメ。 https://www.qwiklabs.com/catalog?keywords=GCP&locale=ja |
クラスルームトレーニング (Google Cloud™ 認定 トレーニング) |
短期間で習得したい方向き。講師にその場で質問ができる。ただし、開催日が決まっているので、開催日に合わせて時間の取れる方にオススメ。最新情報が取得できる。 https://www.cloud-ace.jp/gcp-training/ |
Coursera
Coursera は、Google Cloud Platform だけではなく、世界中の大学や企業の講義を、誰でもいつでもどこからでもオンライン上で受講ができるセルフトレーニングサービスです。講義の動画を見ながら自分のペースで進めることができます。空いた時間を有効活用できて、何度でも見返すことができるので、忙しい方向きのトレーニングです。料金も月額 5,000 円程度で気軽に受講することができます。コース内には手を動かすラボや、理解度をチェックするテストも含まれています。(法人向けのサービスもありますので、お気軽にクラウドエースまでお問い合わせください)
Qwiklab
Qwiklab は、ハンズオンラボに特化したオンライントセルフレーニングです。ラボ専用の Goole Cloud Platform 環境が提供されるので、自身の環境を使う必要はありません。テキストの説明にしたがい、実際に Google Cloud Platform のコンソールに入って様々なプロダクトを操作したり、コマンドラインを使ってプロダクト間の挙動を制御したりすることができます。ラボ毎に料金が設定されていて、$1 から使っていただくことができます(ラボで使うプロダクトの利用料も含まれています)。無料の Qwiklab も用意されているので、まずはそちらで試してみるといいでしょう。実際に手を動かして、実践的に学びたい方にオススメです。
クラスルームトレーニング(Google Cloud 認定トレーニング)
クラスルームトレーニングとしては、Google Cloud 認定トレーニングがあります。このトレーニングは、Google Cloud Platform の技術を最大限に活用するために作られたカリキュラムで、Google の講師認定試験をパスした講師が所属し、かつ Google から認定されたパートナーだけが開講することができます。開催日に合わせて、短期間で集中して学ぶことができます。直接講師に質問もできるので、不明な点をその場で解決することができます。また、テキストにはない最新情報も聞けるメリットがあります。
Google Cloud 認定トレーニング
さて、ここからは、クラスルームトレーニング(Google Cloud 認定トレーニング)について、もう少し詳しくお話していきます。
Google Cloud 認定トレーニングは、Google が作成したカリキュラムを、Google が作成した資料で、Google が提供するラボを使って、Google に認定された講師から学ぶ受講することができます。コースは大きく、「インフラストラクチャ」のトラック、「Google Kubernetes Engine」のトラック、「アプリケーション開発」のトラック、「ビッグデータと機械学習」のトラックに分かれています。それぞれ、基本を学ぶ Fundamental コース(1 日)と、さらに深く学ぶコース(2〜4 日)が用意されています。
現在、日本で Google Cloud 認定トレーニングを一般ユーザーに提供しているパートナーは 3 社のみ(2020 年 8 月現在。オンデマンドを除く)ですので、とても貴重なトレーニングです。クラウドエースは、その1社として、Google Cloud 認定トレーニング事業を展開しています。
クラウドエースのトレーニングの特徴は、まず講師が、講師専業では無く、実際の開発案件にも携わっている現役の最前線のエンジニアであるということです。つまり、テキストだけでは伝えきれない生の情報を、エンジニアの目線で、自身の経験を交えながら実践的に伝えることができます。現在進行形の案件に携わっているので、当然最新情報のキャッチアップも早く、最先端のトレーニングを受講することができます。
次に、その講師の人数が日本で一番多いことも特徴です。現在、クラウドエースには 12 名の講師が所属しています(2020 年 8 月現在)。お互いの講義をレビューしあい、時には厳しい意見も飛び交うなど、切磋琢磨しています。こうして、日々レベルアップを図っていますので、質の高いトレーニングを受講することができます。
また、講師が大勢いるので、開講数が多く、それぞれの得意分野を活かしたコースの開催が可能です。今注目の、Google Kubernetes Engine や Data Engineering のコースも、日本で初めてクラウドエースが開催しました。このようにさまざまなコースを、専門的な知識を有した講師が担当できる点も、大きな特徴です。
Google Cloud 認定トレーニングの提供について
先述の通り、Google Cloud 認定トレーニングは、Google が認定した特定のパートナーしか提供できません。現在、一般の受講生を募集しているパートナーは国内に 3 社あります。
会社名 | 事業内容・特徴 |
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クラウドエース |
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トップゲート |
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トレノケート |
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クラウドエースは、 MSP パートナー(Managed Service Provider)です。Google Cloud のトップパートナーとして、様々な開発やコンサルティング、Google Cloud 認定トレーニングなどを提供しています。
【各社の提供コース一覧】2020 年 9 月 クラウドエース調べ
コース一覧 | クラウドエース | トップゲート | トレノケート |
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1. Google Cloud Platform Fundamentals : Core Infrastructure(1日コース) | ○ | ○ | ○ |
2. Architecting with Google Compute Engine(3日コース) | ○ | ○ | ○ |
3. Getting Started with Google Kubernetes Engine(1日コース) | ○ | ○ | ○ |
4. Architecting with Google Kubernetes Engine(3日コース) | ○ | ○ | ○ |
5. Architecting with Google Cloud Platform :Design and Process(2日コース) | ○ | ○ | ○ |
6. Developing Applications with Google Cloud Platform(3 日コース) | ○ | × | × |
7. Big Data & Machine Learning(1日コース) | ○ | × | × |
8. Data Engineering on Google Cloud Platform(4日コース) | ○ | × | × |
9. From Data to Insights(3 日コース) | ○ | × | × |
10. Security in Google Cloud Platform(3日コース)*1 | △ | × | × |
*1 開催ご希望の際は、ご相談ください。
現在、日本で受講できるGoogle Cloud 認定トレーニングは 10 コースです。そのすべてを提供しているのは、クラウドエースだけです。(2020 年 9 月現在)
クラウドエースの Google Cloud 認定トレーニングについて詳しく知りたい方
クラウドエースの Google Cloud 認定トレーニングについて詳しく知りたい方はコチラのページをご参考ください。トレーニングの概要から、各受講コースの説明、トレーニングのスケジュールなど、トレーニングの詳細がまとめられています。
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