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『PlusZone /Stamp』のシステム基盤をオンプレミスから GCP へ。そこから広がる GCP の活用構想とは

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『PlusZone /Stamp』のシステム基盤をオンプレミスから GCP へ。そこから広がる GCP の活用構想とは

NECネッツエスアイ株式会社様(以下、NESIC社)は、ネットワークをコアとするICTシステムに関する企画・コンサルティング、設計、構築、施工、保守・運用までをワンストップで担うシステムインテグレーター。官公庁、社会インフラ事業者をはじめ、企業、学校法人等あらゆる顧客に対し、ソリューションを提供し続けています。さらには、創造的な製品・サービス開発の取り組みも盛んであり、そのなかの一つ『PlusZone /Stamp(プラスゾーン・スタンプ)』は、スマートフォンの画面に直接捺印を行える電子スタンプサービス。読み取った捺印データをマーケティングツールとして活用できることに加え、実際のスタンプ同様の使いやすさから、飲食店の来店促進やコンビニチェーンの来店特典など、さまざまなシーンで活用されています。

今回、この『PlusZone /Stamp』のより安定した運用を目標に、システム基盤をこれまでのオンプレミスから Google Cloud Platform™(以下、GCP™ )へと移行した同社。
その経緯や効果、そして GCP を活用した新たな事業構想について、キャリア・パブリックソリューション事業本部 パブリックソリューション事業部 プラットフォームソリューション部 部長 仁部丈司氏、同 システム課長 井内新介氏に話を伺いました。

瞬間的なトラフィックの増加に耐えうる環境整備のため、GCP を採用

2015年の販売開始以来、導入実績を着々と伸ばしてきた『PlusZone /Stamp』。「デジタルなのに、使い方はアナログ」という意外性と、先進技術がもたらすマーケティングデータの取得のしやすさが好評を博し、多くの施設やイベントで利用されています。

「協業先がどんどん売り込んでくださるので、気づけば様々なところでご利用いただくまでになりました。お客様ご自身がスタンプをヒントにアイデアを膨らませるケースも多く、スタンプラリーイベントや自治体の観光プロモーション等、ユニークな事例も増えています。」(仁部氏)

そう顔をほころばす一方、大きな課題も抱えていました。

「『PlusZone /Stamp』は当初、オンプレミスで構築していたのですが、イベント会場で多くの方がスタンプを利用するなどトラフィックが瞬間的に増加した場合、データベースへのアクセスが高負荷になり、システムが輻輳することがしばしば起こっていました。そのたびにサーバを増強し、人員配置も厚くするなどの対応をしてきましたが、オンプレミスでは機動的な対応が難しく、根本的な解決には至らずにいました。」(仁部氏)

「イベントを把握して需要を予測することも考えたのですが、開催日時をすべて把握するのは現実的に難しく、当社が知り得ないところでトラフィックの増加が起きてしまうのが実情です。そこで、サーバの安定運用に向け、環境整備に着手することにしました。」(井内氏)

その手段として選んだのが、GCP の活用です。GCP は、負荷の状況に応じてオートスケールするため、リソースの増強に柔軟に対応できます。これにより、サービス品質の安定・向上のみならず、インフラコスト、運用コスト、人的コストも削減でき、結果として利益の増加に結び付いたと話します。

「負荷テストを行いましたが、現在は問題なく稼働しております。これでお客様に安心してお使いいただける環境がようやく整いました。現在『 Google Kubernetes Engine 』によるアプリケーションリリースの簡易化によるシステムの強靭化を図っています。クラウドエースはKubernetesの取り組みにも力を入れているので、その活用方法を我々の基盤にもぜひフィードバックしていただきたいですね。」(井内氏)

高いポテンシャルを有する GCP を市場競争力の源泉に

 パブリッククラウドサービスを活用することのメリットについて、「市場競争力を高めようとする狙いがある」と仁部氏は語ります。「当社は、データセンター事業も展開しており、システムの構築をそこで行うという選択肢ももちろんありました。しかし、今後新しい技術を取り入れていくことを考えた際、このまま内製化を続けるよりもパブリッククラウドの導入によって得られたノウハウを我々の基盤に活かすほうが、事業メリットが大きいと考えました」。ではなぜ、すでに市場では有力なサービスが複数存在しているにも関わらず、GCP を選択したのでしょうか。
 この質問に対して、仁部氏はこのように説明します。「一つは、GCP の持つ高いポテンシャルへの期待値の高さです。既存のパブリッククラウドサービスは、『ウェブに強い』『SaaS系に強い』といった特色がそれぞれにあり、GCP もまた機械学習やAI、ビッグデータの分析といった強みを持っています。サービスの拡張も日々行われており、これらに対する市場の期待も非常に大きい。我々は、そこにビジネスチャンスがあると捉えています」。
 そして、「もう一つは当社が属するNECグループにおいて、戦略的に我々が GCP と早い段階でパートナー契約を結ぶことで、NECグループ内の GCP 事業を牽引したいという思いがありました」。そのいち早い決断の結果、先日、クラウドエースとの提携による GCP 関連事業に関するプレス発表を行った際、NECグループ各社から大きな反響があったという。「また、顧客からも GCP を使ったリプレイスの要望、新事業の基盤としての活用を望む声が聞こえています。GCP に関する技術力を当社が有していることを周知できた点は大きく、手ごたえを感じています」。(仁部氏)

GCP をインテグレーションできる技術力を自社の新たな強みに

勢いの増すパブリッククラウド市場の動きを踏まえ、NESIC社はクラウドエースが展開する『 GCP トレーニングサービス』を、エンジニア職に就く多くの方が受講し、すでに来たる次代に向けた布石として、次の戦略へと動き出していると言います。

「GCP の活用、人材育成の成果は、今後の事業に活かす予定です。現状、『 Cloud Speech-to-Text 』や『 Cloud Vision API 』の引き合いが多いので、当面はこれらの案件をこなしつつ、エンジニアのさらなる育成に努める予定です。また、社内においては、『 Cloud Machine Learning 』や『 BigQuery™ 』といった機械学習サービスを用いて、サービスの向上や収益力向上に役立てたいですね。」(井内氏)

「これらに加え、GCP の運用事業を当社が展開するマネージドクラウドサービスとして、NECグループ全体に拡大したい思いを持っています。NEC本体からはすでに、製造業界や医療業界、文教関係等へのソリューションを打ち出すうえで大きな期待が寄せられているので、この思いに応えていきたいですね。さらには、今回の『PlusZone /Stamp』のような自社のサービス基盤として GCP をどんどん活用していきたい。我々が作るサービスを GCP で作り、運用・改善もまた我々が行うという事例を生むことで、顧客からも基盤の設計構築から運用までを丸ごと任せていただけるようになりたいと思っています。」(仁部氏)

また、企業とパブリッククラウドの間をつなぐネットワークの構築においても、従来に増して強みを発揮できるようになると胸を張る仁部氏。GCP のみならず、他のクラウドも自由に組み合わせて利用できる環境が整うことは、顧客にとって大きなメリットです。

「GCP の持つ技術の一つひとつは、とても尖っており、うまく使いこなせれば当社の強力な武器になることでしょう。GCP をインテグレーションできる技術を会社の強みとして早期に発揮できるよう、その取り組みにより注力していきたいですね。」(仁部氏)

自社プロダクトから、グループ会社の支援、顧客の問題解決まで、GCP がもたらす成果への期待は高まるばかり。
その実現に向け、歩みを進めるNESIC社の今後の展開に注目です。

会社概要

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